・インストール
特別なインストールは必要ありません。yamabuki.exeを実行してください。
64bit環境では、さらにyabu64.exeが内部で呼び出されます。yabu64.exeは内部呼び出し専用で、単体実行はできません。yabu64.exeが強制終了してしまってyamabuki.exeだけが動いている状態では、64bitアプリに対して文字が出ません。文字が出ないときは、その点に注意してみてください。
Windows vista以降でやまぶきを通常権限で実行しているときは、管理者権限で動いているアプリに対してはキーの入れ替えが効きません。管理者権限で動いているアプリに対してキーを入れ替えたい場合は、やまぶきも管理者権限で実行してください。
・初期設定
まず、設定ダイアログの「配列」タブの「配列定義ファイル」で、使用する配列を設定してください。
配列定義ファイル名に「(ローマ字入力)」と書いてある場合はローマ字入力用なので、IMEをローマ字入力に設定してください。それ以外の配列定義はかな入力用なので、IMEをかな入力に設定してください。
親指シフトを使う場合は、さらに設定ダイアログの「親指シフト」タブで、親指シフトキーとして使うキーを設定する必要があります。
Windows XP上でMicrosoft IMEをお使いの方は、地域と言語のオプションで詳細なテキストサービスをオフにしてください。
・現在使用している設定ファイルを記録するファイル
現在使用している設定ファイルを記録するファイルは、デフォルトだと「yamabuki.ini」ですが、コマンドライン引数で指定することで別のファイルに変えることができます。
「yamabuki.exe -i yamabuki2.ini」のように「-i」の後にファイルパスを書いてください。
パスは、絶対パスか実行ファイルがあるフォルダからの相対パスで指定してください。
パスに空白文字が含まれている場合は、ダブルクオーテーションで囲ってください。
・外部からの終了や一時停止
コマンドライン引数付きで実行することで、実行中のやまぶきRを外部から終了させたり、一時停止させたり、設定ファイルを切り替えたりすることができます。
「yamabuki.exe -q」とすると、終了します。
「yamabuki.exe -d」とすると、一時停止します。
「yamabuki.exe -e」とすると、一時停止を解除します。
「yamabuki.exe -t」とすると、一時停止をトグルします。
「yamabuki.exe -p 2」のように「-p」の後に数値を指定すると、設定ファイルを切り替えます。有効な数字は1から10までで、メニューに登録した設定ファイルの並びに対応しています。
・アンインストール
レジストリは一切使っていないので、フォルダを削除するだけで完全削除できます。