機能キーの入れ替え

 配列定義ファイルに[機能キー]という項目を設定すると、一部の機能キーを入れ替えることができます。

設定

 一行に「,」(半角コンマ)を区切り文字として、二つのキーを指定してください。先(左)に指定したキーを、後(右)に指定したキーに置き換えます。
 半角空白、全角空白、タブ文字は空白文字として無視されます。


有効なキー指定

 以下に示した文字列が、そのまま有効なキー指定となります。

日本語キーボード
 日本語キーボードで入れ替えることができるキーは、

Esc, Tab, 無変換, Space, 変換, Enter, BackSpace, Delete,
左Shift, 右Shift, 左Alt, 右Alt, 左Ctrl, 右Ctrl, CapsLock/英数,
半角/全角, カタカナ/ひらがな, 左Win, 右Win, Applications,
Capsロック, かなロック,
拡張1, 拡張2, 拡張3, 拡張4

です。
 「Capsロック」は「Shift+CapsLock/英数」、「かなロック」は「Ctrl+Shift+カタカナ/ひらがな」を一打で出します。この二つのキーは入れ替え元としては指定できません。

英語キーボード
 英語キーボードで入れ替えることができるキーは、

Esc, Tab, Space, Enter, BackSpace, Delete,
左Shift, 右Shift, 左Alt, 右Alt, 左Ctrl, 右Ctrl, CapsLock,
左Win, 右Win, Applications,
拡張1, 拡張2, 拡張3, 拡張4

です。

AXキーボード
 AXキーボードで入れ替えることができるキーは、

Esc, Tab, 無変換, Space, 変換, Enter, BackSpace, Delete,
左Shift, 右Shift, 左Alt, 左Ctrl, 漢字, 英数/カナ, CapsLock,
拡張1, 拡張2, 拡張3, 拡張4

です。

IBM 5576-002キーボード
 IBM 5576-002キーボードで入れ替えることができるキーは、

Esc, Tab, 無変換, Space, 変換, Enter, BackSpace, Delete,
左Shift, 右Shift, 前面キー, 左Ctrl, 右Ctrl, 漢字/カタカナ, CapsLock/英数,
半角/全角, ひらがな, Capsロック, かなロック,
拡張1, 拡張2, 拡張3, 拡張4

です。
 「Capsロック」は「Shift+CapsLock/英数」、「かなロック」は「Ctrl+ひらがな」を一打で出します。この二つのキーは入れ替え元としては指定できません。


拡張

  「拡張1」などは、キーボード上にないキーへ入れ替えます。親指シフトキーとして使うためのものです。
  この「拡張1」などを使うことによって、既存のキーを犠牲にすることなしに親指シフト専用キーを作りだすことができます。
  「拡張1」などを単独打鍵しても何も出力されません。


制限

  「CapsLock/英数」キー、「半角/全角」キー、「カタカナ/ひらがな」キー、「漢字」キー、「英数/カナ」キー、「漢字/カタカナ」キー、「ひらがな」キーはキーアップが正常に送られてこないので、これらのキーを別のキーに置き換えた場合は、キーダウン時に瞬時にキーアップするようにしています。そのため、これらのキーをモディファイアキーに入れ替えてもモディファイアはかかりませんし、親指シフトキーとしても使えません。